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SBI新生銀行の看板=2025年4月23日、東京都中央区、稲垣千駿撮影

 SBIホールディングス(HD)傘下のSBI新生銀行が11日、東京証券取引所への再上場を申請し、発表した。国からの公的資金を7月末に完済するめどが立ったためで、上場する市場や時期は未定という。

 新生銀の前身は、金融危機の1998年に経営破綻(はたん)した日本長期信用銀行。2021年にSBIHDが株式公開買い付け(TOB)で子会社化した。23年に公的資金の返済を進める目的で、SBIHDが再びTOBをし、上場廃止になった。

 新生銀は今年3月に公的資金1千億円を返済。6月に、残る2300億円を7月31日に返す方針を発表した。

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